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昆虫食とは~メリット・デメリット~

昆虫食は2013年にFAO(国連食糧農業機関)が「食品及び飼料における昆虫類の役割に注目する報告書」という発表をしたことにより世界中で注目され始めました。

報告書によると(一部抜粋)

2050年に世界の人口は約100億人となり食料供給が困難になると推測でき新たな食品として昆虫を提案する。

・昆虫は高脂肪、高蛋白質、ビタミン、食物繊維やミネラルに富んだ、高栄養かつ健康的な食糧源である。

・昆虫は変態の過程、生息環境や飼育環境、与える餌により栄養価が異なる可能性がある。

以下のサイトで紹介されており分かりやすいと思います。

http://entomophagy.blog.fc2.com/blog-entry-28.html

といった様々な可能性が発表されています。

先行して研究をしている方々も昆虫食の栄養価の高さ、タンパク質の多さなどに注目をしています。

 

そこで今回は簡単に昆虫食のメリットそしてデメリットについて解説してみよう思います!

1-1. 昆虫食のメリット

まず一つ目新たな家畜としてのポテンシャルが高いということです。一般的に家畜とされているのは牛・豚・鳥などがいます。これらの家畜の可食部におけるタンパク質1kgを生産するためにどれぐらいのエサが必要が知っていますか?牛:25kg、豚:9kg、鳥:4.5kgといわれています。一方で昆虫(コオロギ)2.1kgで生産できるとされています。また昆虫を生産する際に他の家畜のような広い土地や水資源を必要としなく効率が良いです!さらにコオロギは雑食であり極論どんなエサでも生産することが出来ますし、牛などの家畜に比べ二酸化炭素排出量も少ないです!生産面から見ると新たな家畜になりえるポテンシャルが高いことがわかると思います。

 二つ目に昆虫を食べると腸内環境が改善される可能性があることです。実は昆虫には野菜や果物と違った「キチンナノファイバー」という繊維を持っています。腸内の中で善玉菌を支援し腸内細菌を改善させるためには食物繊維が必要です。海外で1848歳の健康な成人20人を被験者とし、被験者の半数には朝食としてマフィンと「コオロギの粉を混ぜたシェイク」をとってもらい、もう半数にはマフィンとコオロギの粉を含まないシェイクをとってもらう研究を行った結果コオロギの粉を摂取した被験者の胃腸内の善玉菌であるビフィズス菌が、平均して5.7倍にも増加していることを発見しています。

以下の研究

https://gigazine.net/news/20180808-eating-cricket-good-for-health/

 このことより昆虫を摂取することにより腸内環境が改善される可能性があるといえます!

 最後に食の楽しみが広がるということです笑食というのは人間の三大欲求の一つであり、私はせっかくなら生産から消費の一連の流れで食事を楽しみたいと考えています。昆虫は世界中にたくさん生息しており生産方法や調理次第では無限の可能性があると思います!もしかすると昆虫を使用して何か料理をしたらその料理を作ったのは人類で初めての人になるかも。。。。?

そう考えるとわくわくしてきませんか!?!?笑

1-2. 昆虫食のデメリット

まず一つ目に挙げられるのは販売価格です。皆さんもご存じであると思いますが昆虫食は高いです!笑なぜ高価なのかというと牛や豚といった家畜に比べ一度に生産できる量が少ないのです。一般的に外で生息している虫には微生物や何らかの病原菌がいる恐れがあるので外で採取された虫を販売することはできないのです。(現在販売されているものはきちんと殺菌処理がされ保健所から許可が出ているものが販売されているので食べても安全です)そのため生産コストがかかってしまい販売をする際に高価になってしまうのです。

 二つ目にカロリーの高さです。多くの昆虫は一般的にカロリーが高いとされる大豆よりもさらに高いとされていますのでこの点は注意しなければいけないかもしれません。

 三つ目に最後にやはり何といっても見た目であると思います。食料は口に入れるものなので今まで食べると想定していなかったものをいきなり食べるというのはなかなか初めはハードルが高いと思います。しかし昆虫は意外と食べてみると普通においしいです!私も初めてコオロギを食べたときにどんな味がするか不安でありましたがエビや豆を食べている感覚と同じでお菓子を食べているような感じでした。

1-3. 最後に

 私は農業にも興味があり長期休暇などを利用して農家さんのもとで実習をさせていただいています。作業が終わると農家さんと農業について話すのですが、農家さんは春から秋にかけては忙しいのですが冬などは割と暇な方が多いそうでその時期にほかのことが出来たらいいと思っているという話をされたことがありました。私はその時に「昆虫食が流行ったら冬の時期に室内で昆虫を家畜として育ててみるのはどうですか?」と提案をしたら割と農家さんは乗り気でした笑

昔の農村では昆虫食文化はあり、長野県などでは今でもスーパーなどで販売されてます。

私はこれらのことより食料供給の解決のために昆虫食を新たな家畜として生産し消費することがいいのではないかと思っています!

 

ぜひ皆様も一度食べてみてください!!笑

引用文献

FAOの昆虫食報告書”Edible insects Future prospects for food and feed security”の要約(日本語)

http://entomophagy.blog.fc2.com/blog-entry-28.html

昆虫食の可能性|増える人口、不足する動物性たんぱく質

https://www.amita-oshiete.jp/column/entry/015142.php

昆虫食は腸内の善玉菌を増やし胃腸の健康にいいことが判明

 

https://gigazine.net/news/20180808-eating-cricket-good-for-health/